エンジンが始動できたりできなかったり・・・というトラブルで入庫いただいたダッジ。古い並行輸入車ということもあって修理できる工場が無く、困り果ててBoschCarService玉野自動車を頼ってご来店された。
あれこれと点検すると、電源が行っているのに燃料ポンプが動いたり動かなかったり・・・ということで燃料ポンプ不良と診断した。並行輸入車なので部品を探すのも大変。
なんとか海外ルートで見つけ出して交換したら、トラブルなくエンジンが掛かるようになった。
随分と時間を要したことなので、ホッと一息・・・と言いたいのだが、完成テストを繰り返した後にお客様にお渡しする段になり、お客様の目の前で全くエンジンが掛からなくなってしまった(涙)
突然のアクシデント!!!
ポンプをチェックしたが問題ない。ウーン・・・
配線図を基に診断すると、今度はエンジンコントロールユニットから点火系信号が出てこない。
コントロールユニットを外して蓋を開けたら、ゾッとした。基盤が飴色のシーリング材で覆われている。修理するにもシーリング材を取り除かないと手が付けられない。
まあ何とか修理できて、今度は完全にホッ・・・でした。お客様にも喜んでいただけて良かった。ユニットの修理ができなかったら、それまでの費用と時間が水の泡となるところでした。